桜の引力。

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先週から今週にかけて桜・桜・桜パーティ!

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一昨年、桜の名所のすぐそばに引っ越したというのに
まったく花見をする余裕がなく、
今年も満開の桜は見逃す・・・。

この春は、仕事仲間や友人も
海外ではなく国内でお仕事の様子。
結構な人数が東京にいたから
声をかけて、先週から
中目黒、代々木公園、
みなとみらい、鍋島松濤公園へと出かけてみた。

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鍋島松濤公園。
雪国出身の私には、どうしても桜の花びらが雪に見えてしまう。
聞けば、冬は極寒のカナダ・モントリオール出身の友人も
そう言っていたらしい。
あのはらはらと落ちてくる感じが、どうしても
シーズン始めの「小雪ちらつく」に見えてしまうのよね☆

ニュージーランドやアメリカなど、
世界中のいろんな場所で、
おそらく日本から友好の記念にと
贈ったのであろう桜を見たことがあるのだけど
やっぱり日本の桜には、かなわない。
桜並木の見事さというよりも、
桜の引力にとりつかれた人たちの姿の圧倒的な多さが断然違う。
水色の空に映える薄いピンクの微妙な色あいも、日本ならでは。

今年も、浮かれた感じの宴会サラリーマンとか
のんびり座っているおじいちゃん、おばあちゃんとか
統一感のない、不思議な集まりの人たちとかが
おのおのビールやらなにやらを飲み、食べながら
桜の下で和やかに過ごしている。
花見姿は、いつの時代も同じなんだなあ。

この時期は、ふだん、どこかにこもっている人たちが
何かに吸い寄せられるように、
わさわさと外に出てくるのが面白い。
オフィスビルで働く人たちも、
この時期だけは、アウトドアランチタイム。
立ち止まって上を見上げている人たちも多く見かける。

そういえば、私もOL時代は永田町・麹町・半蔵門あたりで
朝からどこで食べようかとソワソワしていた記憶あり。

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桜の木によじ登る子ども、多数目撃。
今回の仕事仲間との花見会でも、夜桜によじ登っていた若者一名。

「桜の木に登ったら、桜餅のにおいがしましたよ」

そう言われると、かぎたくなる。

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散ったばかりの花びらを集めて、
お風呂にでも入れてみようかな。
フラワーバス、桜ヴァージョン。