機内誌の仕事でインドへ。
今回はツーリズムというよりも、どちらかといえば
現地の生のカルチャーに触れるための取材だった。
足を動かし、風土に触れ、
面白がるだけでなく
評論するだけでなく
縁あって訪れた場所や人と
自分とのつながりを体感する。
―ホリスティックトラベル
日常から離れた場所を訪れ、
その風土に触れることで
自分自身を確認する旅行のこと。
もともとは「ホリスティック=総合的、包括的」という意味を考えて
「土地の自然や文化に触れることで人が元気になる旅」という風に、
勝手に定義づけていたのだけど
取材や旅を繰り返すうちに、
人と「旅行」の関係性について根本から考えるようになった。
(あくまでも、休暇や、お金を使って行うのが
旅行なので、個人主体に考えた場合の定義)
そんなこともあり、私の記事は
いつも一旅行者の体験を通した
視点で書かれている。
異文化の地では、
自発的に気づくことが
あまりにも多く、そして多様だ。
そしてそれらは他人が綴った言葉から受け取る情報よりも、
はるかに理解がたやすい。
日常から離れた場所におもむき、
距離を置いて普段の自分を振り返ってみる。
そして、興味があるものは
それはどこからやってきているものかを学ぶ。
そうしてみると、過去から現在へのさまざまな
もののつながりが見えてくる。
自然界において生物としての人間の存在を考える。
世界において人種としての日本人の存在を考える。
社会において個人としての自分の存在を考える。
そこで、地球と人間のつながりを考えたときに
はじめて自分のアクションが決まる。
どんな選択をしようとも、
偽善でもなんでもなく
わたしの精神は、
わたしによって育まれ、
さまざまな経験と考察を繰り返すことで
今のわたしがつくりあげられてゆく。
ああ、確認作業のように
書き連ねているうちに説教くさくなってしまった。
いったんホリスティックトラベルの扉が開くと
社会に対しても、無関心じゃいられない。
それまでモノクロだった世界に、鮮やかな色彩が宿る。
そういった意味で、自分が
地域ツーリズム(エコツーリズムも含む)に
興味がいくのは無理はないと思っている。
対価を支払う観光産業によって
旅行者に対して、何が還元されるのか
地域に対して、何をどう還元されるのか
社会の仕組みとして、みんなに「役立つ」旅行ってなんなのか
それが気になってくるのは自然な流れなんだろうと思う。
ま、旅行は基本的に肩の力を抜いて
楽しむものなんだけど
簡単に言えば、そのあたりは
旅行関係の記事を執筆するひとりとして
毎日よくよく考えているということです(笑)。
こんなところでまじめにアピール。
でも、よく考えてみると
ここでしか所信表明はできないのだった。
旅の発見サイトの
ホリスティックトラベル!では
常に双方が元気になる形を
目指したいと思っています。
こちらは、裏サイト、ということで。
マイソール・チャームンディーの丘にて。
学生たちに囲まれるは、毎度おなじみの旅仲間、在本彌生嬢。
左の人は…! サドゥー・・・
ANAのビジネスジェットは
フライトアテンダントの方が親切&シートが広くて
なかなか快適でした。
インド、面白かった!
そんな気持ちに励まされ、
山積みの仕事もなんのその。
さて、明日から頑張っていこう!
朝比奈さん。こんにちわ
ガネーシャ様があなたをつなげて下さったのかな?
仕事相手の方はもしかして、あの彼かな・・?
心当たり、大いにあります。
でも驚いた。
私、じつはあなたが前から気になって、
気になって。
どうにかして連絡できないかと思っていた!!
私のカンが今頃つながってきてほんと
ビックリです。
どうぞご連絡ください、お待ちしています。
成田さま
コメントありがとうございます。
これは、インドが結んでくれた
ご縁なのでしょうか。
8月、お会いするのを楽しみにしています!
母娘ともに「会ってみたらいい」と
第三者の方に
勧められるのも、
なにか不思議な話ですよね。