謹賀新年

2009_1_028

今年もよろしくお願いいたします。

小松空港から朝9時20分に出発した便は
霊峰、白山を越えて羽田へ。

離陸から2、30分経ったころだろうか、
北アルプス(位置的に、おそらく)と
富士山を一望できる場所にさしかかる。

んー、なんという贅沢な景色!

ふだんは、帰省の際には富山空港を使うのだが
年末年始の混んでいるときには
小松空港を使うときもある。
そんなときはなぜかいつも天気が悪く、
雷がゴロゴロだったというのに
本日は、快晴ナリ。

世間が仕事始めの月曜、
さいさきのよいスタートを切ったような気がした[E:good]

また、富山では、新年早々
地域ツーリズムに取り組む
エコロの森の森田由樹子さんにアポをとりつけ、
取材をさせていただく。

元新聞記者ならではの取材力、ネットワーク、
そして卓越した企画力で
クオリティの高い商品作りをしている
森田さんには、富山県出身者として個人的に興味が湧いた。

というのは、私は国内外のどこでも
場所を特定されれば、その土地で何かしら楽しめる!と
思えていたのだが、自分の出身地となると
どうにもこうにも見出せていなかったからだ。
実際に、富山の旅記事企画を一回も出せていない。

それくらい、定まった目で見ているものに対して
ものを見る角度を変えるのは難しいということか。

彼女は、北海道出身ということもあって
富山のいろんな場所や習慣に対して新鮮に響くのだろう。
始まったばかりの自社ツアーのなかで
さまざまな目線で富山を切り取ることにチャレンジしている。

たとえば、かぶら寿司作り体験などは
富山の人なら当たり前すぎて思いつかないだろう。
確かに、年々作れる人がいなくなっている人は事実で
となれば教えてもらえる人もいなくなっているのも事実。
さばやぶりをかぶらに挟み、麹でつけた
伝統料理、かぶら寿司。
これがないとお正月が始まりませ~ん[E:happy02]

ちなみに私は作ることができない・・・[E:bearing]

まだ、エコロの森のツアーには参加していないけど
こういう目線のツアーなら、ぜひ参加してみたい。

自分で作ったかぶら寿司のお土産つきだし☆
かぶら寿司をお土産として買うことよりも
技術を学び、味わうことがいいお土産なんだなと思う。

また、南砺に向かうまでの移動風景もいい。
緑の水田、そして写真じゃわからないけど
防風林に囲まれた散居村を五箇山に向かって走る景色は、
バリの棚田に負けてはいない。

2007_040

上の写真は夏に撮ったもの。

なんだか郷土びいきの熱い日記になってしまいましたね。
しばらく眠っていた郷土心を
新年早々から森田さんに刺激されて
今年は富山企画を出したいな、と思った次第なのでした。

ディスカバリー田舎。

自分のルーツを訪ねる旅をする
ルーツツーリズム(勝手に命名)というのも、
これから流行るかな。