掲載のお知らせ。

この春は、少しずつFBには挙げていたものの、ずいぶんとあちこちと移動していました。
昨年、「一部として機能できるように」と意識して仕事をしていたら
お遍路など、自分の許容量を超えるほどの動きをしてしまいましたが、
今年もまだまだ続いています。

ことりっぷweb 「暮らしと、旅と…」
トップページが素敵になりました。

阿波ナビ 「トラベルライター 歩き遍路紀行」
昨年、徳島県内を歩いたコラム。今年は高知を歩く予定です。

Spiral Paper
「挑発する存在を、裏側までもくまなく凝視すること」
フードアーティスト 諏訪綾子さんインタビュー

ELLE  エル・ジャポン 6月号
「2泊3日で行く、日本の小さな旅」
おすすめの旅先をご紹介しています。

Inter FM 「Noz Beautiful Harmony」
島旅について、おすすめを2つほどお話しました。

Afternoon Tea Living Spice of a day
「What wold you take? いざ、旅へ。どんなバッグに、何を入れていく?」
こちらでは、ふだんトラベルバッグに詰めていくものをシチュエーション別にご紹介しています。

by.S【国内・海外旅行を計画するなら】フォロー必須!旅行ライターのinstagram4選♡
第一印象を記憶にとどめるための写真をinstagramにアップしています。
そんな私のページを目にした、ライターのcoriponさんからご連絡をいただきました。
無意識にアップしているものを俯瞰で眺めていただくと、自分の気づいていないことに気づきますね。
ネコを撮っていることを指摘されて、なるほど、と思いました。

私がトラベルライターを名乗り始めた頃は、
トラベルライターという肩書きを使っている方は
ネット上で検索する限りではほんの2、3人でした。
もっと増えるといいなあと思っていたらわずか10年ちょっとで
ずいぶんと増えたようで、雨後のタケノコ状態のようです。
ほかの職業と兼業で名乗る人も増えてきたようで
インターネットの普及でずいぶんと自由度が広がったのはよいことのような気がします。

また、誰でも好きな肩書きを名乗れるようになったのも事実で
自分の肩書きは自分で決める、そこからどんな志を突き通していくかといったところなのでしょう。

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私は旅先として気に入った場所の背景にある物語を書いていますが、
もとを突き詰めると、訪れた地域をPRする文章を書いていると思います。
もちろん、取材地のセレクトや今何を伝えたいかというコンセプトを
編集部やクライアントから信頼されてまかされているわけですから
内容は自由なことが多く文章の責任は自分にあります。

トラベルライティングの自分なりの定義は
わくわくしたことを書くのが基本ですが、
想像しすぎず、あくまでも「体験ベース」に
考察、記憶などを紡ぎ合わせて書くこと。
そこにどこかスポンサードがあるときは
初出の記事でそれをわかるようにすること、かな。
自発的に行くところもあれば、依頼をされてページを作るときもあります。
そこで共通しているのは、その場所にある「光」を探すこと。
それが自分の持っている機能(長所ともいうのかな)を最大限に生かした得意分野なんだと思います。

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仕事においての根本的な思想というかベースとしては、
記事を読んだ方が同様にその場所に出かけて行ったとき、
新しい発見をしてもっと元気になれるといいなと思って書いています。
また、取材した相手も人が来ることで元気になるとさらにいい。

訪れた土地に息づくエネルギーに触れて感じたことを
自分の暮らしにおきかえて、それをまたどこかに還元していければいい。
そういった大きな循環のなかの一部として自分が機能する、そんなイメージです。

だからご紹介するところは、物語性を重視して厳選しています。
それは、エコツーリズムや生産者や神社などをテーマに
体験型の旅をしながらあちこち訪れてみて、
土地土地にはそれぞれ個別のメッセージがあると思ったからです。

今後も、ジャーナリズムやトラベル業界、
地方活性化に励む人たちともまたちょっと違う角度、
消費者である生活者=旅人の目線を通して
そこにあるものをつぶさに眺めて文章に書き起こしていきます。

誰もが生きることを慈しむことができるような社会の一部として
発見する楽しみを旅を織り交ぜて提案しながら機能していきたい。

そんなこんなで、今後も増え続けるであろう情報の渦に巻き込まれないよう
今そこにある情報の背景について考えていく新しい取り組みがもうすぐ始まります。
これもまた、これまでの経験を生かして
循環のひとつの「のり(接着剤だと固すぎるので)」のような役目になれたら。

世の中に多様性があれば、誰もがどこかで機能できる場所がある。