冬極れり、春に向かう。

年の暮れはてて、人毎に急ぎあへる頃ぞ、またなくあはれなる 徒然草 第十九段「折節の移り変るこそ」 “人の誰も彼もがみんな忙しがっているころこそ、比類なくしみじみと感じ深いものである”(松尾聡 徒然草全…