お福わけは、コロナを忘れて

伊豆の松崎に行ってきた。伊豆半島西側にある、交通は不便だけど、だからこそ素敵な風景が残っている場所。

最盛期の特産桜葉摘みのおばちゃんたちの休憩中に、インタビュー。「食べ、食べ」とくれたのはこれまた最盛期の枇杷と甘夏。自宅でとれたものをおやつにして、ひと休憩。梅雨前の晴れ間のひととき。ここで摘んだ桜の葉っぱは束にして塩漬けにしてから全国に出荷。和菓子屋さんで桜餅に仕立てられる。

果物のあとは、茹で落花生。「ほら、食べて」と、手と手で渡す食べものは久しぶり。嬉しいね。人と人の間にある壁が少しだけ、低くなった気がした。やっと、ちょっと。

紫陽花の季節、松崎の道端には色とりどりの花帽子がたくさん。