マスターがお客さんに合わせたカップを選ぶ店がある。その昔、そういう店があちこちにあったが、今はどうかわからない。棚に並ぶカップを見るたびに地震がきたらどうするんだろうと心配したりして。
どんなカップで共されるか、楽しみにしていたのに小花柄の華奢な磁器で提供されると、途端に萎える。自分はそういうイメージなのか、違うでしょと疑問とツッコミが先立ってしまい、落ち着かないのだ。華奢ついでに小さなカップだと、容量も物足りない。
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昨日入った喫茶店のコーヒーカップのチョイスに、ほっと落ち着く。
下田の「邪宗門」にて。