昨秋に引き続き、バリ島再訪。今回は、母を連れての初親子旅。
以前、企画を出していたバリ島のストーリーを
そろそろ原稿におこさなくてはいけなくなったので
記憶を呼び戻しに、急遽、母を誘ってバリ島へ。
ずっと、祖父母の介護をしていたため
羽をのばして楽しんでもらえるかな、と企画するものの、
食べ物、体力、趣味の点でいったいどんな風にまわれば
喜んでもらえるのか皆目検討つかぬまま
「ええい!」と連れていってしまう。
泊まったのはスミニャックのセントーサ(プール付ヴィラ)と
ウブドの安いバンガロー。
2泊ずつ、王様&バックパッカー的な組み合わせで
バラエティ豊かなバリの過ごし方を楽しんでもらうことにする。
セントーサでは3日間あまり外に出ず、インテリアを眺めながら
「いいわー、こんな風に家を直そうかしら」と
夢を語っていた母・・・それ、実現したら嬉しいけど。
ウルワツ寺院のサンセットケチャを
レクリエーション的に入れてみた。
(しかも絶対ふだんでは入らないだろう
ツアーに申し込んでみる。
お迎えあるのはラクだけど、
セットのシーフードディナーが
あまりにも不味くて驚いた)
でも、ふたりが気になるのは、
最後までケチャを観ずに
夕陽を撮っていた、日本人のオジサマ。
上写真、白のTシャツの人を見よ!
かなり失礼だと思わない~?
最後には三脚まで出しちゃった。
わざわざ入場料を払ってこなくてもいいのにね(笑)。
夕陽はこんな感じ。
確かに美しい。
あとは、車を時間借りして
ヒーラーのところを再訪したり、
バリアンに占ってもらったり (母は、怖がってこない)、
モンキーフォレストで猿見物したり、
ウブド&スミニャックをお買い物して歩いたり。
セントーサで、母は初ヨガに挑戦するつもりだったのが、
クラスがなくて断念。
いたるところで行われている
祭事を見せられなかったのも残念。
実家を離れて20年近く(年がばれてしまう)、
一緒に旅行するなんてなかったし、
この仕事を始めてから忙しくてまったく
旅の面白さを家族にも伝えられてなかったから
この旅では、母に少し自分のやっていることを
理解してもらえたような気がする。
ロケハンにもつきあわせたり。
友人を伴うときも、仕事的見学多し。
オーガニック野菜のピッツァをもりもり食べる。
空港の日本食レストラン「福太朗」のインドネシア産中トロ。
取材仲間や友人と来ても絶対食べない高価なシロモノ。
日本にも輸出している土地のものを
せっかくなので食べてみるべしってことでオーダー。
これだけで3000円ちょっとくらい。
日本で食べたら8000円くらい???いや、もっと?
お金は価値があると判断したら出す、
価値がないと判断したら、徹底的に出さない。
必要であるものと必要でないものを見切る力。
うーん、これは年の功なのでしょうか、それとも性格?
母の姿勢に学ぶべき点は多かったのでした。
だって分厚い切り身はあまり好きじゃないけど、
舌の上でとろけるマグロは
何を考えることなく、本当に美味しかったし。
(マグロ漁業の昨今とりまく状況については
ちょいと考えることは多いのだけど)
というわけで、今度は誰を連れていこう?
母孝行の旅って、とってもステキですね[E:shine]
去年、還暦を迎えたわが母は未だ海外旅行は経験なし[E:airplane]
うらやましいですぅ[E:catface]
♪℃ネーサン
今度ぜひ、機会を作って
お母様を連れていってあげてください。
海外でなくとも、楽しめると思いますよ。
結局、いい大人同士ともなれば
気の置けない女友達
という関係になってくるんだな、と
実感しました。