12月に入り、スイス、チューリッヒに行ってきました。2008_11_02_131

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クリスマスマーケットで沸くチューリッヒ中央駅は
スワロフスキが輝く大きなツリーが印象的。
ごめんなさい。きれいな写真がナカッタ。

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新市街で。アルプホルンの奏者が突然、演奏を始めた。
目を閉じると、行ったこともないけど
アルプス山脈が頭の中に浮かぶ・・・。
ぴりりとした北風の冷気が
やわらかな高原の冷気に変わった瞬間だった。

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現地の伝統料理レストラン「ツォイスハウスケラー」にて。
スイスはビールも美味しいけれども、
ピノノワールも美味しかった。
あまり量がとれないので、
国内で消費されることのほうがほとんどなんだとか。
ちなみに、このビールは、同行の方が飲んでいたものを
ひとくちづつ、みんなでいただいたもの。飲んだ気分だけ満喫。
こんなの飲んだら、おなかがいっぱいになっちゃう。

ちなみに、このお店で隣同士になった
マイアミからきたおじいちゃんは89歳。
毎年、この季節はスイスからドイツ、イギリスなどを
まわるのだとか。
ここは、毎年足を運ぶお気に入りのお店らしい。
元気にクリームたっぷりの肉料理を食べている姿と
過去に滞在した旅先の言葉を操られるのには
一同、驚きを隠せない。
その元気の秘訣は?

「何にでも興味を持って動くことさ」

子どものように好奇心をもって
あれやこれやに首を突っ込んで見てみる、
すると気持ちが若いままいつの間にか
年齢を重ねてしまう、とおじいちゃん。

どこかに出かけること自体は大変だけど
いったん出てしまえば
好奇心を刺激する媚薬が
あちらこちらに隠されているよね、
と勝手にふたりで盛り上がった。

それを見つけるのは自分の感性なんだなと思う。
それぞれ、自分の文脈を見つけられることが重要なのかも。
たとえば、映画が好きなら映画から旅先を眺めたり
料理なら食べ物、レストラン、シェフ、ワイン。
世界遺産なら、いつくか関連づけた場所を合わせてみて、
ダイナミックな歴史の変化を感じたり。
サーフィン好きだとサーフトリップ、のような。

毎年、目新しいところに足を運ぶのもいいけど、
文脈が見つけられたら、きっと、もっと楽しい。

ちなみに私は現地ならではの
面白ツアーに参加するのが、好き。
あと、環境関係の仕事もしているので
街を歩くと、下の写真のような光景が気になります。
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上記ふたつに共通するものはナニ?

・・・住民や行政の環境意識の高さ。
朝夕に自転車で通勤する人の姿を多くみかけ、
そして川沿いの遊歩道では、犬の散歩をする人が
このスタンドから犬の顔を描いた袋をとって
糞の始末をする。

それだけだと当たり前のことなのだけど
他の国と決定的に違うのは
高そうな自転車がいっぱいその辺に
簡単な鍵をかけたままで放置されている。
これは、スペインーモロッコを自転車で旅したばかりの
私には大衝撃!

おまけに犬の袋は誰かしらガッサリ持っていって
いるのが常だと思うのだけど、そんな様子はなく・・・
しかも、絵がかわいかったし・・・

さすが銀行の町、チューリッヒ。
裕福な人が多いだけにそのあたりの意識は高いのだろうなあ。

おまけに空港から乗ったタクシーでは
タクシーの運転手さんが財布を置きっぱなしにして
トイレに行ってしまうという始末。
ほか、カフェは申告制の支払いだったし
(しかも、店主は何を出したのか忘れている)
なんだかこちらのモラルを試されているかのような
そんな出来事ばかり。
そうはいいながらもタバコの歩き吸いなどは多く
でも、ポイ捨ては見ない。
チューリッヒは大人の町。
そんな印象を受けた。

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最後に、路面電車の注意事項。
こちらも日本と違うのは、携帯電話禁止マークがないこと。
その代わり、ギターを持って歌ったり、
のこぎりで傷つけたりしないでくださいって(苦笑)。

土地ごとに不思議なルールがあるものですね。

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スペイン・セビーリャに住んでいた英文学者、故永川玲二氏の記事「旅人の系譜 永川玲二において」を執筆しています。
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