梅雨明け宣言した東京から、曇り空の秋田へ。
東北新幹線「こまち」に乗って、男鹿半島→田沢湖→角館。
仕事で男鹿を訪れた帰り道、金曜の夕方ということもあって、
途中下車してみちゃえ!ということで、こまちを急遽下車。
新幹線は、空の旅と違ってこういうことができる自由さがよいですね。
秋田では、子持ちでないはたはたは、はたはたにあらず。
ちなみに卵のことを「ぶりっこ」という。
70年代生まれにはおなじみの言葉だけに
宿のご主人がダジャレで付け加えた言葉もフフフと受けることができる。
いまどきの若い子たちはぶりっこっって知ってるのかな。
それにしても、この弾力性のあるプチプチは酒のつまみに最高の噛みごたえ~
青菜のあんかけ、春菊の胡麻和え、地鶏のバター炒め、きりたんぽ鍋、
ご飯のおかずとして山椒がたっぷり利いた麻婆豆腐に秋田こまちが続く。
もう、おなかいっぱい。
たまプラーザで30年以上居酒屋を営んできたご主人がやっている山荘だけに
酒飲みのほしいものがわかってらっしゃる!(というWEBの書き込みを見て決めた)
本当は、乳頭温泉の秘湯・鶴の湯とか、
女性好きしそうなこじゃれた雰囲気の妙の湯も
田沢湖畔のスパのあるホテルも
今後のリサーチのためにチェックしてあったのだけど
WEBへの熱い書き込みの多い秋駒山荘へは
今行かなかったら、きっと私は後悔するだろうと思ってここを選んだ。
実際、ご主人も東京に残してきたご両親の介護の問題などもあり
いつまで続けられるかわからない、と言っていらした。
口コミサイトでは、ご主人、やめないで~の書き込み多数だったけど…。
WEBという画面上の情報だけで
宿での温かい交流が容易に推測できる稀有な宿である。
それにしても、この食事のボリュームで源泉かけ流し温泉つきで
1泊2食7000円とは、なんというコストパフォーマンスの良さ。
東北は東京から行くのはお金がかかるから
このくらいで外さないとなると、本当にありがたい。
かつてバックパックひとつでヨーロッパを放浪したり
毎年豪勢に正月ゴルフをハワイ島のリゾートで過ごしたご主人だからこそ
「どこで人が喜ぶか」をわかっていらっしゃるんだろうなあ。
夕食時間もさなかの7時過ぎに到着したというのに、
ご主人の「まずは汗を流していらっしゃいよ」のひとことがうれしい。
仕事のあとに温泉に入って、まずビール!そして日本酒。焼酎と続く。
岩手・宮城内陸地震で被災した「日の丸醸造」の地震(自信)作?!は飲まずに
「まんさくの花」大吟醸をいただいた。
はなやかにふわっと香る女性が好みそうなお酒を飲んだ
翌日は、以前「植物の香り」をテーマにした旅の提案記事を書いたときに
リストでご紹介した田沢湖ハーブガーデン「ハートハーブ」へ。
続きはまた今度に。
みなさま、よい3連休を。
※秋駒山荘についての詳しい情報はこちら.
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/44357/44357.html
温泉は24時間入浴OK。
田沢湖駅から乳頭温泉行きのバスに乗車
上高原温泉バス停下車徒歩1分