旅とコミュニケーション。

秋の行楽としてすっかり定着した里山での稲刈り。

暑さ寒さも彼岸まで…とはよく言ったもので
ちょうどお彼岸の9月23日から
やっと秋らしい空気になってきましたね。

ということで…10月も半ばになり、すっかり秋。

さて、前回アップのブログで触れたTwitterのほうは
引き続き、諦めずにつぶやいている。
スマートフォンでアップするようになり、
携帯電話からのほうがだんぜん便利なのだと
今さらながらに気づいた。

写真撮影後の投稿に手間がかからずアップでき、
電車の待ち時間とかちょっとした間に読めるのがいい。
今のところは以前の使い方よりも少し進化して
おしゃべりつぶやきコミュニケーション、というような
位置づけになってきている。
ツールが変わると同じメディアであっても
まったく使い方の意味合いが変わるのだなあ、と。

同じ「通信をする」という行為でも
ツールによって自分のからだや脳の使い方を
いつの間にか順応させていることにふと気づく。
自分や他人のうっかりな発言も携帯で見るのなら
PCの大画面のように俯瞰で見ることがないので気にならない。
流れていくだけ。
今のところ、そうか、そういうツールなんだという理解。

最近の携帯電話やipadなどにはぶあつい説明書はない。
からだに電子通信機器に対する
イディオムのようなものが造られてしまっているんだなあ。
最近の携帯電話は説明書を読まなくても
触っていて、こうすれば、こう、ということが
見つかるようになっている。
じゃんじゃんアプリをインストールして、
失敗だと思ったら削除して。
そんなことが数秒でできてしまう。
現在地を確認し、目的地までナビしてもらえ
旅先や出先でメモをするようにつぶやくと
即座に情報を教えてもらえる場合もある。
スマートフォン、そしてtwitterは便利なツールでもあるなあと思う。

それはさておき、
灼熱の太陽がやわらぎ
外に出たいシーズンが到来した。
紅葉、すすき野原などの秋ならではの風景や
過ごしやすい気温、晴天率の高さ、
そして旬のグルメなど、秋は本当に旅行向きな季節。
暑さ、寒さの狭間の「ちょうどいい」ときだけに
あちこちに出かけたくてうずうずしている人も多いのでは?

関西の自転車冒険野郎たちと一緒に琵琶湖周辺をサイクリング。

9月中旬はサイクリストの中西大輔さんに誘われて
JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)の1泊2日のイベントに参加。
琵琶湖周辺の秋らしい田園地帯を、
世界を自転車で旅したきたツワモノたちと一緒に走った。
ひとりやふたりで走るのも自由でいいけど、
大勢で走るのも楽しい。
この会は、ひとりで世界中を走ってきた人たちが
「みんなで走る」というところがミソ。
厳しい孤独と向きあった経験のある冒険者たちは
旅のなかで人に優しくされた経験があるから、人に優しい。
自分が楽しいと感じることを知っているから
他人と楽しさをわかちあえる。
そんな仲間たちと走って体力差を気にすることなく
里山の景色を楽しみながら25㎞の道のりを走った。
また、みなさんと走りたい!

ちなみに中西さんは11年かけて
自転車で地球を2周し、昨年帰国したばかり。
このイベントは中西さんの旅のスライドショーが目玉でもあったが
なんといっても、サイクリング中の中西さんの
体と自転車が一体となった漕ぎ姿に感動した。
ふだんはとても静かな方なのに、
自転車に乗ると急にキラリと存在感を放ち始める。
彼の記事を読んだイタリア人ミュージシャンが
インスパイアされて曲を作ったそうな。

※JOBBBラジオパーソナリティ馬場章夫さん&哲平さんの番組で紹介されています。

「IO E LA MIA BICI ~ 私と自転車」 42.34あたりから流れます。
肩の力の抜けた軽やかなメロディーが中西さんにぴったり。

ブラジルではサッカーの神様ペレに、
アメリカではカーター元大統領に、
ひょっこり会いに出かけ、
世界各地で出会った人の家にお邪魔しまくり、
帰国された現在は、海の向こうからやってくる人たちと交流し
彼らがやってきたら受け入れる。
中西さんの成し遂げた大いなる自転車旅は
なかなか夢の見られない時代に
「冒険」「好奇心」「人との触れ合い」の大切さを教えてくれる。

それにしても、馬場さんのラジオ、
自宅から放送、しかも父子での掛け合いというのが
微笑ましくていいな。
といっても、しっかり取材されているプロのお仕事ですが。

ラジオパーソナリティ 馬場哲平さんの後ろ姿。自転車で走りながら細やかに取材されている姿に頭が下がります。

私は、自分の旅ではいつも
見知らぬ土地や人、風土との
相互コミュニケーションを求めている。
自転車の旅はこれまでのどの旅の仕方よりも
それが叶いやすいと思った。
自転車を解体、梱包したり、荷物を作ったりと
普通の旅よりは、「えいやっ」と気合がいるけれど、それも励み。
携帯電話などのツールを上手に使いつつ
中西さんのために作られた曲のようなイメージで
軽やかに見知らぬ場所を走りたい。
誰かやどこかと出会ってちゃんと対話するために。

「旅とコミュニケーション。」への4件のフィードバック

  1. 今日(2010年10月11日)は自転車で世界一周から帰って来てちょうど一年になります。早いものです。日本は四季折々の風情があっていいですね。秋はサイクリングにもってこいの季節です。楽しんでください。

  2. 中西さま
    記念すべき帰国1年目にコメントをいただき嬉しく思っています。
    海外から戻ってくると日本の四季をより感じられますよね。
    次は春のサイクリングにでもお供させてください!

  3. ブログ拝見させて頂いています。
    さっそくペダリアンの集いの記事がアップされているじゃありませんか!
    舞台となった滋賀県高島市(前高島郡)のガリバー青少年旅行村ですが、想像以上に施設がキレイでビックリしました。
    というのも20数年前まだ可愛かった(w)私は、オープンしたばかりのガリバー村で一泊した事があったのです。当時の思い出は殆どありませんが、大広間に設置されたレゴで造ったガリバーの巨大模型が未だに記憶に残っています。
    そのレゴの模型が当時と同じ状態で同じ施設に展示されていのには驚かされました!
    ガリバーの話と施設がキレイだった話につながりはありませんが、職員の方々が一生懸命真面目にガリバー村を運営されているのが分かりました。
    また私の父の生まれ故郷でもある地なので余計に愛着があります。

    ちなみに中西さんが1年前に日本へ帰国された時の模様を放送したラジオもありますので、よろしければ皆さんお聴きください。
    http://jobbb.sakura.ne.jp/radio/090JACC-30th-anniversary-bora-bora/JACC-30th-anniversary-B.B.-1.html

    それでは新しい記事を楽しみにしています!

  4. 馬場さん

    コメントありがとうございます。
    コメントのほうチェックするのを失念しておりました(苦笑)。
    ガリバー青少年旅行村、なかなかいい場所ですね。家族やグループで利用すると楽しいですよね。
    ラジオのほう、さっそく聞いてみます。
    関西に行く時に例の本の件、やりとりしましょう~。

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